2004-01-01から1年間の記事一覧

スピーカーの高さ

以前から気になっているのだが、DALI/Towerはどうも普通のSPと聴き位置の高さのデフォルト値が違うような気がする。ツィータの高さに耳を合わせるよりも、20センチほど高い位置で聴いたほうが音場が自然というか、音の奥行情報と楽器の位置関係の高低がしっ…

ソンタグが…

今でもときどき気になってめくってみることがある愛読書『反解釈』の著者、スーザン・ソンタグが亡くなった。デリダが他界してからそう間もないというのに、学生時代に影響を受けた思想家二人が相次いでいなくなってしまった。「キャンプ」という概念を使っ…

疲れた

世の中のほとんどの人たちが、正月休みに入っているようだが、俺はきょうも事務所で仕事である。あと数時間は帰れそうもない。疲れたよ。 で、正月はゆっくりできるのかといえば、索引作りと一冊分の原稿整理とチェックがある。2日には友人が遊びに来る予定…

サービス・マニュアル

ようやく、SA-8のサービス・マニュアルが届いた。出掛けにポストに入っていたのでまだ内容までは詳しくは見ていないが、完備していると書いてあったパーツリストがない。それを頼りに前段用のDynamicapや今のものよりも多少奢った電解コンを買い揃えたうえで…

モーツァルト 俺は自律神経系のはたらきが弱いらしく、ストレスがたまるとパニック障害を起こして七転八倒して救急車で運ばれたり、過換気障害をおこして駅のベンチでビニール袋を吸っていたりする。その姿たるや、いい歳したオヤジがシンナーを吸ってるみた…

復活の不思議

年内に片付けなければならない仕事があと4つも残っているので、結局クリスマスまでに秋葉原にハンダ吸い取り機を買いに行くことができなかった。昨晩、ダメ元で端子のハンダ除去を吸い取り線を使って再開してみたが、やはり効率が滅茶苦茶悪い。ところが、少…

ハンダが…

SA-5.1の端子交換を開始した。しかし、コテコテに埋め込まれた端子のハンダを除去するのに手間取っている。ただでさえハンダの量が多いうえに、酸化が始まっているためかなかなか上手く溶解してくれない。溶解してもハンダ吸い線では一度に処理できる量がご…

この週末は仕事が詰まってしまったうえに、体調も思わしくなく、結局、端子交換は持ち越しになってしまったので、これを機に、今後の課題を考えてみた。優先順に並べると、 SA-5.1の端子交換。 SA-8のメンテナンスとコンデンサ類の交換。 SA-5.1のコンデンサ…

趣味ということ

学生時代から人に問われて困る質問のひとつが「趣味は何ですか?」というものだ。哲学科で美学なんて専攻していれば、読書とか音楽鑑賞とか美術鑑賞は趣味ではなく研究対象である。テニスとか旅行とかいえればそれなりに格好はつくが、スポーツに興味はなか…

STAXでSA5.1を聴く

端子不良で休眠中のシステムだが、きょうになって仕事で聴けなければならなくなった。真空管アンプに替えてから出番のなくなったARCAMのA-80をつなげようかと思ったが、機器のつなぎ替えが面倒なので、STAXのイヤースピーカーSR303で聴くことにした。5年程前…

さて、これから

SA5.1の端子不良については、id:mandanaさん、id:Naryさんのアドヴァイスで、通常のものに交換するという方向で固まりつつある。意外だったのは、SA-3とSA-5は基本的な回路設計は同じはずなのだけど、mandanaさんがお持ちのSA-3が同じ接続ではなかったらしい…

感謝の辞

状況は停滞している。とはいっても、停滞してるのは私だけであって、mandanaさんもNaryさんも、ご親切にも無知な私のために、メールで送ったSA-5.1の端子の写真を見てくださっている。感謝をこえて、感激である。何かでご恩返しをしなければ。 自宅で音楽の…

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端子画像

SA-5.1のRCA端子の不良いついて書いたら、さっそくmandanaさんとNaryさんからコメントをいただいた。ありがたい。きょう事務所にデジカメが届いたので、帰宅後早速撮影に入った。仕事に出ると帰りが深夜になることがほとんどなので、深夜の撮影になってしま…

入力端子

SA-5.1のLine真空管を笛吹き童子に交換したあたりから、SA-8の端子結線不良のときのように、右チャンネルからガサガサ音が出るようになった。「古いアンプはまず蓋を開けろ」の経験則の則ってあれこれ調べた結果、プリの右チャンネルの入力端子の接触部あた…

パワーアンプのアースをとっている最中に、プリの電源を落としてあったにもかかわらず、プリのMUTEスイッチを切ってアクティブにしたら、壮絶なハムノイズが発生したのはなぜだろう。

アース

アースにはいつも悩まされる。その原因はSA-5.1である。そのために俺は自分の電気の無知を痛感させ続けられることになったわけだ。俺が手にいいれたSA-5.1には電源部の修理歴がありトランスを交換してある。あとで回路図を見てわかったことだが、修理を請け…

オーディオと楽器

仕事柄、周囲にはクラシック音楽業界関係者がけっこういる。しかし、不幸なことにオーディオに詳しい知り合いは2、3人しかいない。演奏家が大金をつぎ込んで自分の使う楽器にこだわるのに、その演奏をプロモートしたりコメントつけたり感想文を書いたりした…

(タイトル)

という項目を追加してみる。俺のようなAudio初心者にはわからないことが山ほどある。さらに困ったことに、調べがついても「書かれてあることそのものが理解できない」なんてことがしょっちゅうなので、思いついた疑問を書き溜めておこうと思う。「しゃあねぇ…

「笛吹き童子」がやってきた

Amperexの6DJ8というオランダ製の球は、真空管が笛を吹いている絵が描かれているために「笛吹き童子」とよばれ、すこぶる評判がいい(Amprerexの球にはみんな「笛吹き童子」がいるのだろうか)。8月に球アンプに替えた当初は、「笛吹き童子」といわれても何…

(その日のテーマ)

にとりあえず分類しようと思う。「Stimme」とは「音声(人や楽器の)とか、発言とか論評」などといった意味のドイツ語だ。また、この日記のタイトルを「Waldstimme(森の音/発言)」という多義的なものにしたのは、私の名前の一部に「森」という文字が含まれ…

(その日のテーマ)

として、それ以外の周辺の話題は、

始めるということはいつでも難しい。初まりには過程も展開も含まれるからだ。「そこに言葉があるから」とヨハネの新約聖書風なことを思い出してもいいし、ヘーゲルの「精神現象学」を思い浮かべてもいいのだが、目的というややこしい概念がつきまとうのがな…

test

I consider the use of this blog now.