さて、これから

SA5.1の端子不良については、id:mandanaさん、id:Naryさんのアドヴァイスで、通常のものに交換するという方向で固まりつつある。意外だったのは、SA-3とSA-5は基本的な回路設計は同じはずなのだけど、mandanaさんがお持ちのSA-3が同じ接続ではなかったらしいことだ。にしても、なんで、こんな面倒な配線にしたのか、知識のない俺にはよくわからない。
Naryさんの言うように、入力側はLineステージに一本の線でつながっているから、出力側も網線シールドをアース基板にハンダ付けして、軸部分をホット軸に接続しているというのが正解なのだろう。問題はその交換である。
まず大きな障害は大量のハンダでがっちり固められた端子をどうやって外すかだ。ハンダのおかげで端子全体が物理的にどのようにシャーシに取り付けられているかもわからないし。とりあえず、端子周りのハンダを気長に吸い取っていけば徐々に見えてくるだろう(工作に慣れた人ならば予想がつくであろうことも、俺にとっては初めての人体解剖みたいなものなのだ)。そこで、端子が上手く外れれば、新しい端子に交換という段取りだが……。
これも教示いただいたとおり、ホット軸に結線された一方はミュート回路からのもののようだ(回路図にも直前にミュートがある)。とりあえずミュートは現状のようにホット軸に結線すればいいだろう。あとは、シールド線と思われる線をどうするかだが、乏しい知識を総動員すれば、とりあえず網線があってもそれは無視して交換したジャックのホット軸につなぎ、ラグ端子からは新たにリード線をアース基板に落とすという手順になろうか(という理解でいいんだろうか?)
何はともあれ、とりあえず前進しないことには理解したことの確認もできないから、やってみるしかない。週末は緊張と忍耐の連続となりそうだ。上手くいくといいのだが……。