バイアンプ玉砕

id:mandanaさんのところで予告したSA-8とKMQ-60のバイアンプだが、見事にスカであった。オーディオテクニカのパラレルブラグを買い込んで、ようやく音出しまでこぎつけたのはいいが(セッティング上配線変更にはいつも苦労する、早くレイアウトを変更したいものだ)、高音の艶がまったく出てこない。期待はずれの可能性は考慮していたはずだが、それにしてもここまで期待が外れると、笑ってしまう。KMQのボリュームコントロールを最大にしたところで焼け石に水である。KMQ-60単体で聴いているときには、SA-8にはない高音の繊細さがすごく気持ちがいいのだが、それを高音側のもってきたところで、やはり、SA-8のパワーに圧されてしまう。つまり、物理的な音量とか単体で聴く音質とかの問題ではなく、アンプそのものが持っているパワーパフォーマンスが違いすぎるのだろうな。高域と低域を逆にしてみようという気にもならなかった。それにしても、ここまでスカだと自分の思慮の足りなさに立つはずの腹も立たないな。