復活の不思議

年内に片付けなければならない仕事があと4つも残っているので、結局クリスマスまでに秋葉原にハンダ吸い取り機を買いに行くことができなかった。昨晩、ダメ元で端子のハンダ除去を吸い取り線を使って再開してみたが、やはり効率が滅茶苦茶悪い。ところが、少し取り除いたあとで端子にジャックを挿してみらちょっとこれまでとは感触が違う。もしかしたらと思い、電源を入れて鳴らしてみたら、なんと音が出るではないか! テスターでのテストでは相変わらず右チャンネルは短絡しているんだけど…。ハンダを溶かしているうちに接点が上手い具合につながったのだろうが、やはり理解は不可能だ。SPから音が流れない環境はやはりつらいので、しばらくはここままでいくとしても、やはり精神衛生上好ましくないので、仕事の片がついたら再度トライすることにしよう。みなさんをお騒がせした手前もあるからね。

  • セッティング

システムが休眠中にid:mandanaさんのblogで、ラックやセッティングの話が盛り上がっていたので、ちょっと考えるところがあって、DALI Towerのセッティングをちょっと見直してみた。このSPはメーカの説明とは裏腹にかなりセッティングにシビアなので、アンプを替えたら本来そのあたりをもっと早く見直すべきだったのだが。といってもSPの中心の間隔を255cmから240cmにし、さらに壁からの距離を4,5cm離しただけだけど、結果、SAコンビの音場構成力が十分発揮されるようになり、左右のバランスと奥行がより好みに近づいた。ちなみに、SPは部屋の角を中心に左右に振り分けており(正確には中心からはかなりずれがあるが)、SPからふだん聴いている耳の位置までは220cmほどで、SPからの法線は聴き位置から30cmほど手前で交差している。機器は床の間をリフォームしたAVコーナーに納めているので、SP間には基本的に何も置かれていない状態だ。だから俺はそのコーナーに斜に向かって聴いていることになる。いろいろ試してみたのだが、少なくともうちの環境では、こうした変則的なセッティングが、ライブのホールの音場感を再現するためにはベストだった。しかし、これも両刃の刃で、ステレオ初期のオンマイクの録音などでは、左右が離れてきこえるものがあるのが難点なのだが、たいていの録音ではこうすることで、オケの奥行や残響がうまくきこえる。

  • ところで

SA-8のサービスマニュアルが送金手続きしてからひと月近く経つのにまだ届かない。こりゃ年明けだな。