結線

Michael Percy Audio にSA-5とKMQ60用のDynamicapを発注した。届いたらまずはKMQ60のコンデンサの交換をするつもりだが、SA-5のほうはトランスの到着待ち。
で、先日来、気になっていたSA-5の端子の信号線をハンダ付けしなおした。ちょっとしたトレーニングのつもりだったが、出てきた音はといえば…ぜんぜん違うじゃん。音に安定感が生まれ、その結果、厚みと広がりに空気感が加わった感じ。ダイナミックレンジがいきなり上がったようだ。音の陰影や楽器の微妙な音色も「らしく」なり、木管楽器の息遣いなんかゾクっときた。まいったなぁ、ハンダ付けひとつでこんなにも変わるものなのか。ならば、配線材を替えたらもっと違うんではないかい。残念ながら配線材のストックはないので、調子に乗って、AETの銀入りハンダと和光テクニカルの銅入り銀ハンダとでつなぎ替えてみた。銅入りのほうが音が自然な感じがして好みだな。ハンダでもやはり変わるんだね。もちろん、驚いたのは、思ったよりはるかに違うというからであって、相対レヴェルからすれば大きな違いはないのだが、新たな発見であった。
自作(改造)への道は、こういうこともひとつの契機となるんだろうな、きっと。