泊り込みで妄想

やれやれ、事務所に泊り込みである。ふ〜
ったく、広告業界のやつらというのは、なんでこんなに人使い荒いんだろう。それもFailsafeといえば聞こえはいいが、けっきょく腫れ物には触らないようにしてるだけじゃん…と、文句を言ってもはじまらないが。
疲れたときは、しばし妄想を膨らませるに限る。SV-501SEの写真を見ながら、自宅にそれが収まった状態の風景と音を想像してみたりね。このアンプはオーディオマニアでも知られるN響のNさんやYさんも使ってるんですね。SV-501SEで検索したら、いきなりふたりのHPにヒットして驚いた。と、これに決めたわけでも、まだ買えるわけでもないのだが、カップうどんとおにぎりの遅い夕食をとりながら、「ドコモダケ」ならぬ「モウソウダケ」が膨らむ私であった。

頭痛といえば

で、id:mandanaさんのblogを読んだら、秋葉原に行って頭痛をもらって帰ってきたという話。お大事に。じつは私もこの2週間、後頭部の頭痛で悩まされいる。もともと頭痛もちではないし、部位が部位だけに、さすがに心配になって先日MRA撮影をしてきた。結果、脳に異常はないらしいのだが、頭痛はまだ続いている。同級生の主治医に言わせれば「仕事やめれば、パニック症も頭痛も治る」らしいのだが、無茶いうなよ。物理的な原因がない神経的なものというのは性質(たち)が悪い。ま、あればあったで困るわけだが。それはそれとしてMRAだが、医者が怪訝そうな顔をして画像を眺めてるから、「ヤバイか?」と思ったら、俺の顔を見て「脳の血管が一本足りませんね」と切り出した。え、それって本当にヤバイんじゃないの? 画像を見ると確かに、左右ほぼ対象であるべき太い血管の右側がない。医者もさすがに切り出し方がまずかったと思ったようで、あわててたいした問題ではないと説明を始めたので、ひとまず安心はしたが、血管の写真を見ながら、あちこち欠陥だらけだなぁ、などと洒落にもならないことを思いながらきいていた。それにしても、自分の脳味噌や脳の血管を輪切りにして眺めるというのは、不思議な気持ちがするな。

ひとやすみしてたら

Michael Percy からDynamicapsの見積書の修正が届いていた。昨日届いた見積もりだとオーバー$250のボリューム・ディスカウントが適応されていなかったので、「なんか問題でもあるのか?」と問い合わせたら、「スマン、俺のミスだった」ときた。それも総額を見落としてたなんて言って、こいつはあまり英語ができないからということで、ちょっとなめられたかな。ま、たしかに俺の英語なんてネイティブが使う英語の言い回しじゃないなんてことは、端から承知だが、こういうやりとりをするにつけ、もっと口語英語を身につけておくべきだったと思うよ。mandanaさんのように「アメリカの大学を出たのか?」くらいのことをいわれてみたいものだ。俺がネイティブからほめられたことといえば、修士の学生時代にベルリンのペンション紹介所で「おまえはドイツ語がうまいから、外国人向けのペンションでなくて大丈夫だ」といわれたのが唯一の経験だ。ま、それだって「日本人の学生にしては」という言外のメッセージがミエミエだったけどな。それに、一月もひとりであちこち回っていれば、そのくらいのことは話せるさ、だれでも。しかし、そのドイツ語にしても今となっては、ホテルのフロントのネエちゃんとやり取りするだけでも、とても怪しい。2年前に行ったときには「無理しないで英語でいいよ」と言われたが、こっちとら、英語もドイツ語も同じくらいできないんだい!
輪切りになった脳味噌の映像を思い出すにつけ、もっと働けよ、といいたくなる。