まいった

M.PercyからDynamicapが届いた。SA-5.1のカップリング用をおもな目的として取り寄せたのだが、困ったことに、サイズがまったく合わない。サイズの確認を怠った俺が悪いのだが、そもそも、回路図からしておかしい。

6DJ8のグリッドに伸びるC8と、プレートから引き出されているC10だが、ここにはいずれも8μF/200Vの指定があるが、実際の基板では、C8には8μFに0.47μFがパラってあるのはいいとして、C10は0.47μF/210Vが単独で使用されている。これ自体意味不明である。しかたないので、実態に合わせて同じ容量のものを注文したのであるが、C8の8μFのほうはもとのWondercapに比べてやたらでかい。これでは遮蔽シールドで囲われたスペースにまったく収まらない。
で、Micael Elliottのアップグレード・メンテナンスの写真を見ると、C8とC10には同じ大きさのものが使われている。青く囲った部分だ。

このふたつが同じ容量のものかどうかは写真からは判断できないが、少なくともこのスペースに入るものは、ひじょうに限られる。8μFどころか5μFすら入らない。回路の変更が行われたようだ。周辺の抵抗の値を変えることで調整しているのだろうか。この辺は、俺にはまったくわからない。
これはもう、初めから計画の練り直しをせざるを得ない。というか、プロに相談でもしないと解決がつかない。

さらに

同時に別のところから、ステアタイトの金メッキ9ピンソケットも届いたのだが、6個注文したうちの1つが、銀メッキのものだった。これは交換してもらえばすむが、やれやれ、ついてないな。萎えちゃうよ。

追加

上のUpgrade写真に使われているC8、C10の1μF(ほぼまちがいないと思う)のものと、8μFがどれくらい違うかというと、これくらい違う。

現状のWondercapの8μF(C8)くらいだと問題なかったのだが…。