アッテネータ

SA-5.1のメンテナンス部品をあれこれそろえている昨今だが、ボリュームアッテネータの存在を忘れていた。現状ではALPSのミニディテントカーボン可変抵抗が付けられていて、ガリもまったく出ていないし、とくに不満があるわけでもないのだが、ボリウム抵抗を代えるだけでずいぶんクオリティが上がるというから、この機会にそこも少し奢ってやろうと思ってたのだった。id:mandanaさんがSA-3のボリウムを東京光音の2CP2500/100Kに変えたという話を聞いたときには、ボリウムだけでもずいぶんと高いもんだと驚いたものだったが…。で、俺も同じcounterpointoのプリだし、2CP2500でいこうと思っていたのだが、ふとソフトンのサイトを見てたら、抵抗切替式の小型アッテネータがやたらに安く製品化されていた。これだ。抵抗切替式なのに2800円。2CP2500に使われているコンダクティブ・プラスティック抵抗という素子がどんな形状のもので、それがどう配列されているかはわからないが、それよりもずっと安いではないか。これはチェックかも。しかしこれだけ安いと精度や接点材に問題はないのだろうかと、不安になるが、どうなのだろう。面白いのは、デザインを意図的にALPSのミニディテントをパロってるところ(ヤバくないのか?)。東京光音でも同じくらいのサイズの抵抗切替式のボリウムアッテネータを受注生産しているが、こちらは1万円をちょっと超え、ソフトンの4倍近い。これは俺には高すぎるのでパスだが、2CP2500にするかソフトンの抵抗切替式にするか……。小音量再生には抵抗切替式のほうが有利だということはなんとなく理屈でわかるから、俺のように、帰宅後の深夜にそれほど大きくない音で聴くことが多いと、切替式のほうがいいのかもしれないが、安すぎて二の足を踏む。使っている素材や接点材などは2CP2500のほうがよさげだし、ちょっと悩む。