碁盤

パワーアンプをラックの外で使用するために、試しに押入れの奥に眠っていた碁盤を引っ張り出して、そこにコーリアンボードをあてがい、その上にパワーアンプを載せてみた。たいした碁盤ではないが、祖父の代からある碁盤だからなかなか捨てられないでいたものだ。本来の役割からすれば冒涜的な使用法だが、眠ったまま朽ちるよりはいいだろう。で、これがすごくいいのである。さすがに10cm以上ある一枚板の効力か、音の雑味が消え音場が広がる。個々の楽器の重なり具合もよく聞こえる。以前に山本音響のPB-12をスピーカの下に置いたときに近い感じかな。