Rose Voixのインコネ

昨日届いたNorman氏のプライヴェートOEMブランドRose VoixのFlagshipインコネはこんなのだった。

ケーブル本体はかなり強固に制振・シールド加工がしてあるようでとても堅いが、取り回しは比較的楽だ。特徴的なのは、おそらく真鍮にかなり厚い銀メッキを施したと思われるプラグ。ブランドシール付近からプラグのコールド側の金属部にかけて透明な圧縮チューブで固められている。はじめはこれはプラグ保護のために仮に付けているもので、使用前に剥がすのかと思ったが、構造をよく見るとどうもそうではなく、腐食防止と制振効果を狙ったもののようだ。ケーブルといいプラグといいギュッと固められている感じで、いずれも高級感がある。これって、供給先はどこなんだろうか、と気になる。
で、とりあえずプリ→パワー間につなげてみる。まだまだエージングもそこそこの段階だが、出てくる音はとても透明感があって繊細な感じかな。けっして野太い音にはならないが、妙な色づけもないし音の広がりもある。いまの段階ではそれ以上の判断はしないほうがいいだろう。ただクオリティの高さは充分に感じられる。50%OFF価格とはいえ、これで送料込み76.6ドルは充分CPは高い。で、こいつをどこで使うかだが、プリ→パワーは定番ケーブルがあるので、DAC→ハーモネータ、あるいはDAC→プリというところに落ち着きそうだ。