奮闘中

人様から預かっている機材じゃなくて、自分のシステムにも目を向けようと、TU-873LEの初段カップリングコンデンサをERO1801に替えてみることにしたのだが、Windsの村瀬さんに初段にタンタルコンをパラレルにするといいということで、いただいてきたspragueのタンタルをついでにパラってみたら、右チャンネルの音が異常に小さい。極性は間違っていなかったようなので、もともと低い耐圧しかもたないタンタルがパンクしたのであろうというid:platyecerusさんの指摘があったで、開腹してみた。
1801に異常はないようだし、タンタルもパンクしていないように見える。念のためカップリングまわりの電圧を測ってみたら、右チャンネルの電圧が左の半分しかない。これでは音がまともに出なくて当然だろう。で、気になったので、回路の電圧をひとおおり見直してみたところ、B電源から供給される電圧が初段に入るまでの過程で回路図に記されている電圧まで下がっていない。??ってなもんだ。ここは2つの金皮抵抗で電圧を下げているのだが、最初の抵抗で50〜60V下げなければならないはずが10Vしか下がっていない。さらに、初段カップリングコンデンサ手前の分岐直後の抵抗もおかしい。右チャンネルは左チャンネルよりも20Vも低い。となれば初段の電圧も低くて当然なわけだ。――問題は、カップリングコンデンサではなく、この2つの部分の抵抗なのではないか? こいつらが悪さをしてるとすれば、交換すればいいだけの話だが、それにしてもなぜ突然、それも抵抗なんてタフな部品が複数イカれたのか、わけがわからない。カップリングをいじる前はちゃんと鳴っていたのに。
あす、秋葉原に寄り道して金皮抵抗を調達してみてだめならば、カップリングを見直してみる。

(追記)
村瀬さんの名誉のために言っておくが、初段のカップリングにタンタルをぱれっるにするといというのは、俺の聞き間違いの可能性が大であるわ。ワインもたっぷり飲んでいたので(^^;;