その後のTU-873LE

ネコに噛まれた指の包帯も取れ、薬指の動きも80%ほど回復した。その間、ネコつながりでid:platycerusさんご推奨のblogドキュメント「ネコ裁判」を読んだ。さしずめ、俺の場合なら「俺がネコに噛まれたのは、隣のアパートの住人がその野良に餌をやっているからだ」と訴えるのだろうか。いや、それでは面白くない。「ネコが脚を挟まれるような設計をした門扉の製造会社が悪い」と訴えるか。ツマラン。じゃあ、逆に「ネコが脚を挟まれたショックでPTSDになり餌を食べたくなったのは、俺がそういう構造の門扉を取り付けたからだ」と逆に餌付けしている住人から訴えられるというのはどうか。ネコの心的外傷ストレス症候群をめぐって争うのだ。イマイチ。……どう考えても、状況は上手い物語に結びつかないな。
妄想はともかく、指の機能もほぼ回復したので、途中で止まっていたTU-873LEのハム対策の続き。
先日のnaokさんのご指摘にしたがって、入力系に問題がないかどうか確かめるべく入力段の2つの抵抗をジャンパしてみたが、やはりハムは消えない。念のため、リボン状のコネクタケーブルも1本ずつ通電をチェックしたが問題ない。基板以外の接点もひととおりチェックしたが問題点は不明。気になるのは、初段にいたる電圧が下がりきらないこと、とくにトランスからくる430Vが最初の抵抗を経て360位まで下がらなければならないところが398Vもある。さらに初段直前は15Vほど高い。初段プレート電圧をはじめ、球周辺の電圧はほぼ規定値に収まっているから、問題があるとすればトランス→初段のあいだということになるのか? もうひとつ、バラック状態の作業なので、ときおりシャーシアースが不十分なためか左チャンネルの音が出なくなるのだが、それもこのあたりをゴソゴソいじると出なくなるのもヘンだ。このあたりは手をつけていない部分なのだが…。素人考えだが、なんかアース回路がおかしいのではないかと思うのだが…。
そろそろエレキットドクター行きか?
(追加)
ところでハムノイズの出方なのだが、スイッチを入れて電圧が安定するまでの10秒ほどだんだんハムは小さくなって、それ以降はハムも一定の大きさで安定する。もし、どこかに接触不良があるとすればそういった可能性は少ないと、これも素人考えで思うのだ。