工作初め

 
七草も過ぎたのだけど、こういうネタをあげておくのもいいかも、と思って年賀状を作ってみた。これは、正月4日の風景。ちょいと演出が入ってはいるが、いつもだいたいこんなもん。作ってるのはjinsonさんのTDA1541球バッファDACである。もっと早く手をつけるつもりだったが、昨年の秋以降、LucyさんのPPPアンプやkhimairaさんのaquaを作って、あれこれチューンしたりしたり試行錯誤していたりしているうちに年が明けてしまった。
とにかく、俺は工作するのに時間がかかる。初歩の初歩から始めたので、あれやこれやをいちいち確認したり調べたりしていると、コンデンサひとつ付けるのにも数時間考え込んだりする。かといって、理解が深まったかというとそんなことはなくて、ひとつの問題をわかったつもりになると、芋づる式に問題が増えていく。要は、効率的に作業祖進めるための基礎知識の決定的な不足のせいなのだが、失敗を重ねながら、少しずつ身に付けていくしかない。
追伸:ハンドルネーム(1.10)
しばしば、ハンドルネームが「読めない」とか「打ちづらい」とかいう指摘を受けている(^^;; たしかにドイツ語を習った経験のある人じゃないと馴染めないかもしれない。読みは「ヴァルトシュティ(ン)メ」で、「Wald=森」「Stimme=声」という意味。Stimmeには「(ある超越的存在=神などからの)呼びかけ」というニュアンスが含まれるから、ある種の感応力(契約された存在者に対する意味付与)が前提とされている。つまり、「森の声」とは「森からの呼びかけに耳を傾ける存在者」が聞くことのできる「沈黙の声」ということにもなろうか。だから、その超越的存在の声を媒介するのは「森」でも「水」でも「肝臓」でも「カメ」でもいいのであるが、森を選んだのは簡単な理由で、俺の名前の一文字に「森」という文字が含まれているからに過ぎない。――ってな観念的な話をしたところで、「読めない」「打ちづらい」には変わりないので、「WS」という簡略化したハンドルネームも使おうと思う。
――というわけで、コメント欄のハンドルネームも「Waldstimme(WS)」としたので、コメントをいただける方は「WS」で呼んでくれてOKです。