引き続きAQUAパーツ交換

先日のトランスI/Vの終端抵抗の交換に続いて、khimairaさんのチューンを参考にA-D間のコイルを交換した。交換前、交換後ともに同じパーツである(http://khimaira.blog9.fc2.com/blog-entry-173.html)。khimairaさんのレポートには「S/N感がグッと増し、倍音成分も増えたのか、うまく艶が乗ってくれるようになった」とある。艶という点では、先日の終端抵抗の交換でかなり改善されているのでそれほど大きな変化は見られなかったが、たしかに倍音成分が増えているので、楽器の表情や質感がよりくっきりと再現される。一つひとつの音の純度も少しあがって全体として雑味がとれた感じだ。こんな小さなパーツひとつでも回路に慣じむには多少時間がかかるようで、はじめは低音がぼわんとして「ありゃ、早くも相性が裏目に出たか」と不安になったが、20分ほど聴き進めたら俄然調子がよくなった。よかった。