またやってしまった

昨日、打ち合わせで外出したついでにCDを5枚ほど仕入れたのはいいが、そのうち2枚がすでに所有していたものだった。どこにでもあるようなジャケットだったりシリーズものの一枚だったりしたら、よくあることで無理やり納得させるのだが、Naiveレーベルはジャケットが特徴的なので自己合理化できる理由がない。いささか腹立たしい。もちろん見覚えはあったが、ショップの店頭で見たかカタログで見たかだろうと思ったのである。「聴いた記憶があるかどうか」というもっとも基本的かつ確実な判断基準がはたらかなかったのは単純ことで、当該CDは買ったまま積まれているCDに埋もれていたのである。ダブったのはこいつ。
 
左がアルディッティ弦楽四重奏団ウェーベルンとベルク、右がエッシェンバッハ指揮パリ管のベルリオーズ:幻想交響曲(写真=マン・レイ)。こんな特徴的なデザインのCDを買ったことを忘れるとは情けないな。昨日、誕生日だった俺もいよいよ40代最後の1年をむかえるのであるが、こういうことが続くと寄る歳並みに勝てない脳みそを鍛えねばならないと思うのである。CDのほうは当分、自宅用と事務所用ということで置いておくことにする。ちなみにあと2枚はクレーメルの弾くバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ(ECM)asin:B000AU1LDA、ギャビン・ブライヤーズのチェロ協奏曲(ECM)。 
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(初回限定盤)
まあ、こういうこともあるよな。というわけで、昨日の続きだが、後ほど。