太くて硬いのと細くて硬いの

最近、手持ちのケーブル類の扱いづらさに悩んでいる。まったく意図してはいなかったのだが、気がついてみたら、太くて硬いのと細くて硬いのばかりで、柔らかくて取り回しのいいケーブルがごく少ない。しかもその数少ない柔らかいケーブルは2軍扱いなので、主力機器の接続は必然的に硬いケーブルを使わざるを得ない。細くて硬いのは同軸ケーブル1本なので取り回しという点ではそれほど苦労はないが、ほかのRCA類は太くて硬いのばかりで、スピーカケーブルもめちゃくちゃ硬くて太い。なぜか電源ケーブルはそれに比べてば比較的柔らかいものが多いというのもおかしな話で、つまり電源ケーブルよりも取り回しの悪いRCAケーブルがラックの後ろに何本も突き出ていたりするわけである。昨年初めくらいまでなら、機器の繋ぎ替えなんかあまりしなかったので問題はほとんど感じなかったが、自作機が増えたり試聴用にお借りしているものがあったりなどすると、ケーブルを繋ぎかえるだけでも一苦労である。
加えて、自作類の内部配線材につかっているBeldenの銀メッキ線がまた硬い。さらにバラックPPPのOPT配線にはお蔵入りしているTaraLabのPrismというスピーカケーブルをばらして使っているのだけど、芯線が丸じゃなくて細長い板状のもので、これがまたとんでもなく硬く、無理すればボッキリ折れるしヤワな締め付けだと端子からすぐに抜けてしまう。
RCAはともかくとして、内部配線材だけでも柔らかくて取り回しのいいものにしたいが、いざ何を使おうかということになると選択肢がなかなか思いつかない。